第47回(令和5年) 飛騨文芸祭 受賞者

ジャンル氏 名作 品
文芸祭賞該当なし
江夏美好賞該当なし
市長賞短歌10首古瀬 和子篝火に浮かぶ鵜舟は総がらみ
やがて悲しく灯は落ちていく 他9首
児童文学堅野 令子『わたしたちが見ている景色は』
市議会議長賞俳句10句谷口 とし子転出と黒板に名や休暇明 他9句
随筆中村 敏子『詠み歌回想』
市教育委員長賞短歌10首谷口 茂雄万緑に見とれて過ごすバス旅を
「嗚呼、金婚!」と笑いし妻は 他9首
俳句10句奥田 貴美子目覚めては暫し聞き入る春の雨 他9句
市文化協会長賞短歌10首清原 俊子雪の止み一羽の鳶まつたりと
旋回しをり寒の大空 他9首
短歌10首横山 清子留鳥に混りて春蝉時鳥
それぞれの声風に乗り来る 他9首
短歌10首稲泉 真紀死化粧あわきあなたのそばに
置くカーネーションの白のまぶしさ 他9首
俳句10句下垣内 町子うすらひや子鼠の死の花のごと 他9句
俳句10句長瀬 理々子揺らぐもの日毎に増えて水温む 他9句
随筆下畑 七三『宮川のコイ』
随筆近藤 紀巳『地平線の森を目指して』
評論木下 喜代男『福田夕咲と山岳文化のことなど』
現代詩3編後藤 順『イチョウの夜』『梅雨の花』『水の孤独』
青竜大賞俳句5句中島 咲音イヤホンにほのかな熱のある日永 他4句
青竜賞俳句5句住 祐吏奈文机に日の香りする日永かな 他4句
俳句5句倉家 るみ麗らかに起きても消えぬ眼鏡跡 他4句
俳句5句門前 遙希夏休み祖母に人生聞く課題 他4句
俳句5句谷口 結子漢文に古文分からず蜃気楼 他4句
短歌5首中島 彩音もうこれでおわりだなんて嘘だよと
言って欲しくて黒板を消す 他4首
短歌5首井上 歩香夢が何か決まらぬ吾に苛ついて
曇った空を混ぜたくなった 他4首
短歌5首濱本 小羽父が剥く林檎のうさぎ不格好
休日くらい休めばいいのに 他4首
短歌5首渡辺 夏帆つやつやと眩しく光るミニトマト
ぷちっと甘い太陽の味 他4首
第47回(令和5年) 飛騨文芸祭 受賞者一覧

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