平成31年 飾り物展
[目次] 展示概要 テーマ「亥」 テーマ「光」 ヤングチャレンジ
◆会場 高山市民文化会館 3階講堂
◆展示期間 平成31年1月18日(金)~20日(日)
◆お題 平成31年の干支「亥」、歌会始のお題「光」
◆点数 一般56点(うち4点は飾物同好会の参考出展)、ヤングチャレンジ28点
<講評>
今年の新春飾り物展は、飾り物らしい飾り物に良いものが見られた。しかし、未だ飾り物を理解されていない作品も見受けられ、残念な思いがする。飾り物は、日常の「道具」を使い、床に飾っても恥ずかしくないものとされている。これを踏まえた上で、来年以降の入賞を目指してもらいたい。
<干支[亥]>
・天位「和気清麻呂といのしし」 道具立てもよく、故事に倣って勢いもある
・地位「猪」 大きなコテに迫力がある
・人位「猪」 道具立てがよく揃い、見た目に品がある
< 歌会始[光]>
・天位「田毎の月」 発想がよく、絵画のごとき趣きがある
・地位「蛍」 ガラスの箸置きを裏向きに置いて、蛍の感じが出た
・人位「金環食」 金杯と銀杯を重ねるアイディアがよかった
賞 | 作品名 | 道具名 | 出品者 | 町名 |
特別 展示 |
亥 | 法螺貝三つ | 高山飾物同好会 | |
法螺貝を猪に見立て |
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天位 | 和気清麻呂公といのしし | 琴柱、爪入れ | 野澤 竜弥 | 下岡本町 |
琴柱を猪と駕籠担ぎ、爪入れを輿に見立て、和気清麻呂の故事を表現 |
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地位 | 猪 | 左官つまみゴテ大小 | 星文 達守 | 大新町2 |
大を親に小を子に見立て、竹林を歩く親子を表現 |
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人位 | 猪 | 箸置、お盆 | 長瀬 力造 | 石浦町3 |
箸置きを猪に、お盆を野原に見立て、連なって進む様子を表現 |
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佳作 | 猪威 | 一輪差し、抹茶碗、茶托 | 長瀬 武司 | 森下町1 |
茶事道具で猪威を表現 |
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佳作 | 猪突猛進 | 花掛け、一輪挿し | 竹腰 秀樹 | 岡本町2 |
花掛けを坂道に、一輪挿しを猪に見立て |
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佳作 | 猪の親子 | 馬鈴 | 荒川 正康 | 大新町3 |
大きい鈴を親、小さい鈴を子供に見立て |
[目次] 展示概要 テーマ「亥」 テーマ「光」 ヤングチャレンジ
賞 | 作品名 | 道具名 | 出品者 | 町名 |
特別 展示 |
岬の灯台 | 硯、巻紙、文鎮 | 高山飾物同好会 | |
硯を岬、巻紙を灯台に見立て |
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天位 | 田毎の月 | 入れ子盆、小皿 | 八幡鳳凰台組飾り物同人 | 大新町 |
入れ子盆を斜面に、小皿を棚田に見立て |
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地位 | 蛍 | 箸置き、菓子盆 | にんじんの会 | 天満町1 |
ガラスの箸置きを蛍に、団扇型菓子盆を木の葉に見立て、仄かに光る様を表現 |
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人位 | 金環食 | 盆、金杯、銀杯 | 小鳥 比乃 | 大新町2 |
塗り盆を空に、金杯を太陽、銀杯を月に見立て |
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飾物同好会賞 |
灯台 | 灯火機 | 二村 守 | 松之木町 |
蝋燭立てを灯台、箱の蓋を船に見立て |
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佳作 | 月へ観光 | 春慶の花器、茶筅筒 | 三橋 靖 | 川原町 |
花器をロケットに、茶筅筒をエンジンに見立て、月に向かって夢の観光 |
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佳作 | 天岩戸 | 盃と木箱 | 舩坂 不二夫 | 大新町1 |
銀杯と箱を天岩戸に見立て、開いた瞬間を表現 |
[目次] 展示概要 テーマ「亥」 テーマ「光」 ヤングチャレンジ
賞 | 作品名 | 道具名 | 出品者 | 学校 |
入賞 | 鼻からエネルギー | コンセントプラグ | 芝田 碧衣 | 飛騨高山高校 |
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入賞 | 立ちとどまるな進みつづけろ | シャープペン芯ケース、シャープペン | 島光 伸志 | 飛騨高山高校 |
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入賞 | 虹光 | ビー玉、おはじき | 高山工業高校美術部 | 高山工業高等学校 |
ビー玉などを水滴に見立て、虹を表現 |
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入賞 |
ウリ坊 | ペン | 小林 結 | 斐太高校 |
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