第42回(平成30年) 飛騨文芸祭

<入賞作品集 飛騨文藝>

受賞者一覧

文芸祭賞 短歌10首 堀 甲枝 ひだ牛ぞ胸張りて行けと牛市に仔牛の尻をポンと押しやる 他9首
江夏美好賞 該当なし
市長賞 俳句10句 佐藤 満知子 弾きもせぬピアノに小さき鏡餅 他9句
 〃 現代詩3編 細江 錠二 「祀」「南からの風」「充実感」
 〃 短歌10首 武藤 久美 二等辺三角形に揃ひたるアジフライ買ふ一人の夕餉 他9首
市議会議長賞 俳句10句 小林 高子 皹の手をつと隠す袂かな 他9句
 〃 小説 松山 正利 「氷雪のしずく」
市教育委員長賞 随筆 逢沢 とお子 「新しい門出の葬式」
 〃 小説 浅見 和代 「メモリー」
市文化協会長賞 短歌10首 宇田 恵美子 薄れゆく母の記憶が巻き戻り古き写真の語り部になる 他9首
 〃 俳句10句 小県 孝子 山脈を書割として鳥帰る 他9句
 〃 短歌10首 片岡 和代 また一つ更地になりてまた一つこの地の記憶おぼろになりぬ 他9首
 〃 俳句10句 栗田 美由紀 入道雲路面電車の走る町 他9句
 〃 随筆 後藤 順 「母の教え」
 〃 俳句10句 下垣内 町子 何処からも乗鞍見ゆる去年今年 他9句
 〃 短歌10首 滝上 一恵 蓄音機回して聞いた恋の歌初めて挿した紅はクレヨン 他9首
 〃 現代詩3編 中村 もとい 「池ケ原湿原」「ソバの花」「引導」
 〃 短歌10首 広瀬 亮子 闇のなか変幻自在の声色で女は語る狐の物語 他9首
 〃 短歌10首 古瀨 和子 夫逝きて孤独と自由重ね来ぬ無事と告げたき十三回忌 他9首
青竜大賞 俳句5句 小木曽 都 アルプスの夏空弾くホームラン 他4句
青竜賞 短歌5首 宇津宮 雪乃 八月の六日の空を見上げれば平和の青が広がっている 他4首
 〃 短歌5首 上ケ平 渚 散髪が嫌だ嫌だと駄々こねるそれは木だって同じだろう 他4首
 〃 短歌5首 河合 直緒 自転車で朝の部活に行く時にあちらこちらの蜘蛛の巣の罠 他4首
 〃 短歌5首 小木曽 都 変われない自分が一番嫌なんだ今日も静かに夜が明ける街 他4首
 〃 短歌5首 村上 夢 風船に村の良さ書き飛ばしたら返事が届く日本の優しさ 他4首
 〃 短歌5首 守山 拓我 苦手なら喋らなくても良いというそれで豊かに生きていけるか 他4首
 〃 俳句5句 上ケ平 渚 陽炎や欲望ばかりを考えて 他4句
 〃 俳句5句 濱口 翔永 青嵐青春の時吹き抜ける 他4句
 〃 俳句5句 濵本 蔵人 草笛を吹くお祖父の指厚し 他4句
 〃 現代詩3編 小木曽 都 「僕」「絆」「why」

受賞作品

 受賞作品の詳細については、(一社)高山市文化協会までお問合せ下さい。

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