第41回(平成29年) 飛騨文芸祭
<入賞作品集 飛騨文藝>
受賞者一覧
文芸祭賞 | - | 該当なし | - |
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江夏美好賞 | - | 該当なし | - |
市長賞 | 俳句10句 | 栗田 美由紀 | をさな児と覗く葉月の川の底 他9句 |
〃 | 小説 | 近藤 紀巳 | 「森の精霊・飛騨の一本だたら」 |
〃 | 短歌10首 | 西 春彦 | 山の死はロマンならざり搬送のヘリ仰ぎ見る岩にすがりて 他9首 |
市議会議長賞 | 児童文学 | 新井 悠 | 「会いにいくから」 |
〃 | 俳句10句 | 小林 高子 | 半襟を掛けて春着の調へり 他9句 |
市教育委員長賞 | 現代詩 | 稲泉 真紀 | 「夏の構図」「それぞれの青」「進行形の空」 |
〃 | 随筆 | 下畑 七三 | 「小説『下々の女』を読む」 |
市文化協会長賞 | 短歌10首 | 打保 洋子 | イヤホンからフランク・ミルズの囁きて真白きベッドに足先踊る 他9首 |
〃 | 短歌10首 | 片岡 和代 | 血縁も地縁もなき地に嫁ぎ来てふつと思ひぬなぜここにゐる 他9首 |
〃 | 随筆 | 後藤 順 | 「白い折りツル」 |
〃 | 現代詩 | 谷口 茂雄 | 「金網の向こうに」「雪と猫と海月」「運動会」 |
〃 | 短歌10首 | 樋田 玲子 | 薄れ行く悲しみ悔み線香の烟の行方じつと見つむる 他9首 |
〃 | 俳句10句 | 中西 亮太 | 渦巻きを解かれホースの三月来 他9句 |
〃 | 短歌10首 | 広瀬 亮子 | 冷たきにそつと振れれば柔かし柩に寝ぬる父のほつぺた 他9首 |
〃 | 随筆 | 白嶺 | 「21世紀に1895年の『タイムマシン』を読む」 |
〃 | 小説 | 松山 正利 | 「天狗が山から下りてくる」 |
〃 | 俳句10句 | 水口 諄子 | 寒の紅差して女に戻りけり 他9句 |
奨励賞 | 評論 | 門前 吉之 | 「飛騨近代絵画外史 清水麓松」 |
青竜大賞 | - | 該当なし | - |
青竜賞 | 短歌5首 | 上村 龍之介 | 拭き抜けた窓からドアへ春の風運んできたのはたんぽぽの子 他4首 |
〃 | 短歌5首 | 小木曽 都 | 七夕の夜空を君と見に行こう浴衣の衿に幸せを入れ 他4首 |
〃 | 短歌5首 | 清水 千聖 | シークワーサーのような香りに誘われてこの夏初めて恋を知った 他4首 |
〃 | 短歌5首 | 永縄 雄一 | 並び座しいと照る珠は落ち溜り膨らむ想いも弾けるを待つ 他4首 |
〃 | 短歌5首 | 濱本 蔵人 | 陽炎でゆがんだ先の世界には綿飴みたいな君がまってる 他4首 |
〃 | 俳句5句 | 川西 瑠偉 | 夏祭り娘の帰りを待ちてをり 他4句 |
〃 | 俳句5句 | 小木曽 都 | 教科書の嘘を飲み込む大夕焼 他4句 |
〃 | 俳句5句 | 清水 千聖 | 打水やビルの谷間のアスファルト 他4句 |
〃 | 俳句5句 | 古田 実緒 | テスト期間私を励ます月あかり 他4句 |
〃 | 現代詩 | 小木曽 都 | 「私は一人」「苺」「道」 |
受賞作品
受賞作品の詳細については、(一社)高山市文化協会までお問合せ下さい。